第56回なでしこ祭
「繋ぐ~今こそ私たちの心をひとつに」の開催に向けて

　昨年度に続いて2回目となるオンライン形式の「なでしこ祭」の開催に向けて、早くから準備をしてこられた実行委員をはじめとする多くの学生の皆さん、開催おめでとうございます。
　力を合わせて困難を乗り越え、「なでしこ祭」の歴史を繋いでいこうとする皆さんを心から応援します。そして、これから何が起こるかわからない未来を力強く生き抜く力とは、こうした困難に出会い、それを乗り越えた経験によって育っていくのだと強く感じています。
　繰り返し緊急事態やまん延防止の宣言が出されるなかで、皆さんはいつになったら自分たちのしたい活動ができるのかと不安や苛立ちを感じながら一日一日を過ごしてきたに違いありません。本来であれば、クラブ・サークルの仲間と模擬店や展示、ライブ発表などをたくさんの参加者・観客を迎えて賑やかに行う学園祭を夢見ていたことでしょう。それでも、皆さんは持っている力と気持ちを一つに、今できる精一杯をこの学園祭にぶつけようとしているのだと思います。今もなおコロナ感染症については安心できる状況とは言えませんが、皆さんの作り上げる「なでしこ祭」が、皆さん自身と大学そして社会を励まし勇気づける力になると信じています。